カリスマ写真家

カリスマ写真家とは

写真家にもさまざまなレベルがあります。
雑誌記事の写真をメインにしている写真家からはじまって、ランクアップするにしたがって、広告写真の写真家、写真集を出せるような写真家などさまざまな活躍の場があります。
写真集が出せるレベルの写真家というのはほんの限られたわずかな人たちですし、まさにカリスマ写真家といって良いレベルで、個展が開かれることもしばしばです。

特別なカメラやフィルムを使用すれば、カリスマ写真家になれるかというと、そうではありません。
趣味の写真家でも驚くほど高額のレンズを揃えている人もいますが、カリスマどころかアマチュアでしかありません。
では、いったいカリスマ写真家はどこが違うのでしょうか。

普通のカメラやフィルムを使用していても、なぜか人の心に残る写真をとれる写真家、それがカリスマ写真家です。
とにかくシャッターを切りまくっていい写真を撮っているのだろうと考える人もいるかもしれませんが、それも違います。
ごく普通にシャッターを切っているのに、なぜか惹きつけられる写真をとってしまう人、それをカリスマ写真家というのです。

カリスマ写真家の心がけ

カリスマ写真家と普通の写真家はどこが違うのでしょうか。
それは、たとえば被写体との距離の取り方です。
写真家は、その日あってすぐの有名人や芸能人を撮影しなくてはいけないこともしばしばあります。

人物写真はいくらでも表面的にキレイに撮ることはできますが、その人物の内面までもがにじみ出ているような写真は、やはり対象との距離が近くなければ撮れません。
会ってすぐの相手をすぐに好きになることができるかどうかも重要なポイントです。
また、被写体になる相手にも、写真家に対して警戒心を抱かせないような、柔和なオーラをまとっていることも重要です。

また、写真は構図も大切な要素です。
どんな構図にするのか計算しながら撮影できる冷静さも必要です。
カリスマ写真家は芸術家の一種ではありますが、パッションだけでは駄目なのです。

平凡な日常でも、切り取りようによっては不思議な世界になることもあります。
そのような構図の妙が人気のカリスマ写真家もいます。
これは生まれつきのものというよりも、試行錯誤を繰り返しながら習得できるものといえるでしょうし、絵画などを鑑賞してバランスの良い構図について学ぼうと努力することも肝心です。

また、人が撮らないものをあえて被写体に選んで有名になる人もいます。
以上のようにカリスマ写真家と一口にいっても、さまざまなタイプがあるということです。
もしもカリスマ写真家をめざすならば、自分が一番どのタイプに向いているのか見極めることも大切です。